【面会交流】面会交流と第三者機関

Q質問

 先日、夫と裁判の結果、離婚することとなり、5歳の息子の親権は私が取得することとなりました。ただ、離婚後しばらく経ってから、夫から息子と会わせて欲しいという手紙が届きました。息子を夫に会わせることは構わないのですが、私自身は夫と絶対に会いたくありませんし、協力してくれそうな親族もいません。夫と直接会うことなく、面会交流を行う方法はないのでしょうか。

 
A回答

 父母間の対立が激しく、当事者同士では面会交流が実現できないようなケース、また、その他にもDV事案のため、当事者のいずれかが住所を秘匿しているようなケースなどでは、面会交流における第三者機関を利用することが考えられます。
 代表的な機関としては、公益社団法人家庭問題情報センター(FPIC)が挙げられます。また、その他にも、地域によって、面会交流の援助を行うNPO法人などが多数あるようです。
 こうした機関を利用する場合には、一定の費用がかかってしまうことはありますが、当事者間では面会交流を実現するのが難しいようなケースでは、利用を検討してもいいでしょう。

 

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