【養育費】収入が減少し、養育費を支払うことが困難な場合、どうすればよいのか
離婚して3年になります。離婚の際、親権者となった元妻に、未成年の子の養育費として毎月5万円を支払うことで合意したのですが、最近、勤務先会社を辞めたため、収入が減少し、養育費を支払うことが困難になりました。このような場合にどうすればよいのでしょうか。
このケースの場合は、相手方に養育費の減額を提案し、交渉が進まなければ、家庭裁判所に養育費減額調停を申し立てるべきです。
調停で話合いがなされ、合意できればよいのですが、調停が不成立になった場合は、裁判所が事情を考慮して判断する審判がなさます。
養育費減額調停手続及び審判手続をとおして、自己に有利な判断が得られるようにするためには、裁判所を説得するための資料を収集確保し、書面により法律的な主張を展開する必要が生じます。
これらを実践するためには、高度の法的知識、経験が必要になってきますので、一度、弁護士に相談することをお勧め致します。