夫(妻)は、最近、相続により土地を取得しました。この土地も財産分与の対象になるのでしょうか。
妻(夫)と離婚することになりました。夫(妻)は、最近、相続により土地を取得しました。この土地も財産分与の対象になるのでしょうか。 この土地は、原則として財産分与の対象にはなりません。 財産分与制度は、夫婦が共同して形成し蓄えた財産を離婚時に夫婦で清算する制度です。 したがいまして、土地を取得した原因が相続であるとす... 続きはこちら≫
夫と離婚しようと考えていますが、離婚すれば、私は、金融機関に対する住宅ローンの返済義務を免れることができるのでしょうか。
結婚して3年になります。結婚してすぐ、夫婦で一戸建て住宅をローンにて購入しました。夫と離婚しようと考えていますが、離婚すれば、私は、金融機関に対する住宅ローンの返済義務を免れることができるのでしょうか。 住宅ローンの支払義務の有無と離婚とは、直接の関係はありません。 住宅ローン債権者である金融機関等に対して住宅ロー... 続きはこちら≫
娘の離婚について、母(父)である私が相談してもかまわないのでしょうか。
私の娘は、婚姻して5年が経過しますが、この度離婚をしようと考えているようです。娘は、仕事のため、法律相談のスケジュール確保が困難です。娘の離婚について、母(父)である私が相談してもかまわないのでしょうか。 かまいません。 相談においては、婚姻後、離婚を決意するまでに至ったご夫婦の事情を確認していくことになりますので... 続きはこちら≫
離婚の条件について、夫(妻)が作成した合意書に署名してしまってかまわないのか不安があります。
今回、夫婦の協議で離婚することに決まりました。離婚の条件について、夫(妻)が離婚の条件をとりまとめた合意書を作成しました。夫(妻)が作成した合意書に署名してしまってかまわないのか不安があります。このような場合、合意書の内容を確認していただくことは可能ですか。 可能です。 ご相談いただければ、合意書の内... 続きはこちら≫
感情的になってしまい、当事者間で協議ができません。このような場合、離婚するためには、家庭裁判所を利用せざるをえないのでしょうか。
夫(妻)と婚姻して10年になります。今回夫(妻)の不倫が原因で離婚しようと考えています。ですが、感情的になってしまい、当事者間で協議ができません。このような場合、離婚するためには、家庭裁判所を利用せざるをえないのでしょうか。 そのようなことはありません。 当事者間では感情的になって協議ができない場合、代理人が就くこ... 続きはこちら≫
離婚原因のうち、「悪意の遺棄」とはどういう状況のことを意味するのでしょうか。
裁判離婚する際には、離婚原因というものがないと離婚できないとききました。離婚原因のうち、「悪意の遺棄」とはどういう状況のことを意味するのでしょうか。 「悪意の遺棄」(民法770条第1項2号)とは、正当な理由なく夫婦の同居協力義務(民法752条)に違反する行為をいいます。 例えば、配偶者が突然家出をする... 続きはこちら≫
年金分割を要求することを考えているのですが、夫の年金の半分がもらえることになるのでしょうか。
夫と離婚することを考えています。年金分割を要求することを考えているのですが、夫の年金の半分がもらえることになるのでしょうか。 夫の年金の半分がもらえることになるわけではありません。 年金分割は、夫が取得する年金額そのものを分割するものではないのです。 年金分割は、夫の厚生年金または共済年金について、婚姻期間中の保険... 続きはこちら≫
離婚に際して、「年金分割」という制度があることを知りました。国民年金から支給される年金を分割することはできますか。
夫と離婚することになりました。離婚に際して、「年金分割」という制度があることを知りました。国民年金から支給される年金を分割することはできますか。 国民年金から支給される老齢基礎年金は年金分割の対象になりません。 年金分割は、公的年金のうち厚生年金または共済年金の給付算定根拠となる保険料納付実績を分割する制度です。 ... 続きはこちら≫
裁判所に調停を申し立てれば、相手は必ず裁判所に出頭するのでしょうか。
私は夫(妻)と離婚しようと考えています。離婚の調停を家庭裁判所に申し立てようと考えています。裁判所に調停を申し立てれば、相手は必ず裁判所に出頭するのでしょうか。 家庭裁判所に調停を申し立てた場合、裁判所から相手方に呼出状が送付されますが、相手方が必ず裁判所に出頭するとはいえません。 正当な理由なき不出頭については、... 続きはこちら≫
私たち夫婦は夫の不貞行為が原因で離婚しました。この場合、夫に対してどのような請求が可能でしょうか。
夫が婚姻期間中に不貞行為をしたことがわかりました。私たち夫婦は夫の不貞行為が原因で離婚しました。この場合、夫に対してどのような請求が可能でしょうか。 この場合、 ①不貞行為についての精神的苦痛に対する慰謝料 ②離婚によって配偶者としての地位を失ったことについての精神的苦痛に対する慰謝料 を請求することが可能かと考え... 続きはこちら≫